最終面接に落ちた。でも仕事があるから失業せずに済んだ幸せ。
2月末から3月中旬にかけて、転職活動をしてみた。
一度チャレンジしたことがある会社で、その時は書類は通過したが一次面接で落選という結果に終わっていた。
しかし、幸運にも放置してあったWantedlyのメールで、同社からスカウトメールが届いたので、もう一度挑戦しようと一念発起し転職活動に乗り出した。
現在の会社には「継続」で希望を出していたものの、まぁ一回落ちてるしダメ元でという軽い気持ちで挑戦した。
しかし、思いの外あれよあれよという間に、最終選考までたどり着いていた。
「ぇ!マジ!?いけるんじゃね!???」
みたいなカンジで舞い上がってしまった。
おばかだったと思う。
時期を同じくして、現職の方から「来年度は引き続き○○を任せようと思うが、よければ返事を明日までに」と継続の意志を再確認する督促が来る。
最終面接の結果が出る前に、現職の継続の意志を明らかにしなければならないこの状況。
マズイ
一か八かにかけて、退職の意志を上司に告げた。ただ、現在の状況も合わせて報告し、最悪の事態になった場合は非正規でもいいので、使ってくださいと頭を下げた。(幹部へは転職活動をしていることは秘密にしてもらった。)都合のいい話だとは思うが、死活問題だから恥も外聞も捨てっっっ!!!
そして、最終選考の結果はタイトルに書いた通り、なんと不合格!!
選考から一週間電話が鳴らない日々。足取り重く帰ったある日の夜、ポストにソレが届いていた。
久々に泣いた。
自分にがっかりした。
何を言ってしまったんだろうかと、最終面接のシーンを何度も巻き直しながら振り返ってみたが、冷静な思考力が失われていたため、「あのスカウトメールは罠だったんじゃないか…」と疑心暗鬼になってしまった。
だめだこりゃ
数日程もやもやとした時間を過ごし、決断した。
相談した上司に頭を下げよう、と。
そして・・・幸運にも新たな退職者が出たことでポストに空きができ、引き続き正社員として勤められることになった。
あの瞬間といったら、地獄から天国へ一気に昇天するような、本当に幸福な気持ちになった。